恋 ~REN~
大好きって何度言っても足りないくらいだよ。


私はもう簾治がいなくちゃ生きていけないよ?


簾治、ずっとそばにいてね。ずっと。






― ガチャッ ―




「……お疲れ様です。RENさんいますか??」




― ビクッ ―



私達はその声に反応して素早く離れた。



誰?!


可憐さん??


ヤバイ!今の私たちのキス見られたかも。。





「……お疲れ様。何か用かな?」




簾治はRENになり可憐さんに話しかけた。



お願い!バレていませんように!



「用っていうわけじゃないんですけど。今日のお礼がしたくって。」



「お礼?別に俺は何にもしてないけど??」



「私、こういう番組初めてだし何にも知らないからすごく緊張してたんですけど、RENさんがすごくやさしくしてくれたのでうれしかったです。

ありがとうございました。来週からは映画の撮影がんばりましょうねっ。


そして、今日の収録の時の話ですけど。私、本気ですから。
RENさんの事。


マネージャーさん。これからよろしくお願いしますね。

じゃあ、お疲れ様でした。」



< 102 / 138 >

この作品をシェア

pagetop