恋 ~REN~
――――予感的中
やっぱり可憐さんはRENの事本気なんだ。
「はぁ~うぜぇ~。俺あーいう女が一番苦手~。」
簾治は全然気にしていないみたい。
「簾治?やっぱり可憐さん本気だったね。。簾治は気にならないの?」
「何で気になるわけ??勝手に騒がせとけばいいじゃん。あんなくそガキ。
それよりさ、俺らのキス見られてなかったみたいでよかったな!
一瞬まじでビビッたし。」
そうだった!可憐さんが入って来た時私達はキスしてたんだ。
ホントに見られてなかったのかな。ちょっと心配…。
でも、可憐さん何にも言ってなかったし大丈夫だよね。
「本当にバレなくてよかったね。私心臓止まるかと思ったもん。。
寿命縮んだよ~。
それにしても簾治の変わりようにはビックリするよね。あの状況ですぐに冷静にRENになれるんだから。
すごいよ。さすが俳優!!」
「あったりまえ。あんなんで動揺してたら生きていけねぇーよ。
あらし。気にすんなよな。あの女の言った事。」
「……うん。私簾治を信じてるから。大丈夫。」