恋 ~REN~
何か話しかけづらいな。。どうしよう。。



私が悩んでいると視線に気づいたのかRENがこちらを向いた。



そして、私のほうに近づいてきた。




「可憐ちゃんも俺の楽屋で飯食うことになったから。何か演技の事で聞きたいことがあるらしいんだ。
面倒だけど、映画の為だからな。2人で食えなくて悪ぃーな。」




可憐ちゃんも来るのか…。やっと2人っきりになれると思ったのに。。



でも、しょうがないよね。



「大丈夫。気にしないで。」



私達が話していると可憐さんが近づいてきた。




「あのーRENさん。話は2人でしたいので、マネージャーさんは席外していただきたいんです。だめですか??」




えっ??




「気が散っちゃうと嫌なので。。お願いします。」



そう言うと可憐さんは私に頭を下げた。



「あっ頭上げてください。私、こっちでお昼食べるから気にしないで下さい。」




私はとっさにそう言った。



そう言うしかなかった。。



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