恋 ~REN~
何その笑顔…。

まっまぶしい…。



ほんとにあのREN??


でも、あんなコンビニでバイトなんかしてたんだよ?


私騙されてる?


でも、RENって言われると顔はRENそのものだな。すごくかっこいいもん。


何で最初から気づかなかったの~私ほんとアホ!


でもそっくりさんかもしれないよね。うん。そういうこともあるな。


「そっくりさんじゃねーよ。本人だっつうの!ていうかお前、心の声を口に出すなよ。ほんとお前って変わってるな(笑)」


「えっ!私声に出てた??」


「ぜーんぶ聞こえてたけど?俺ってそんなにかっこよかった?あらしちゃん」



はっずかし~い。。。かっこいいなんて言っちゃた。


くっそ~!!何か悔しいぃ~!!




そんなこんなで我が家に到着。



とりあえずちゃんとお礼は言わなくちゃ。



「ほんと助かりました。ありがとうございました。」


「何かしこまっちゃって。似合わないよ。思ってもないくせに。」


「人がせっかく言いたくもないのに言ってんのに何なのよあんたは!ほんと性格捻じ曲がってるね~。」


「やっぱ言いたくもねーのにいってんじゃん。まぁいいよ。でさー、このお礼してくんない?」


…はいっ?今何か言いました??


「何でお礼なんてしなくちゃいけないのよ!ちゃんとありがとうございましたって言ったじゃん。」


「あんな心のこもってない棒読みでよく言うよ。そうだな~何してもらうかな~。あっそうだ。来週の土曜日ちょっと付き合えよ」



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