恋 ~REN~
その行動だけで私はドキッとする。



簾治のひとつひとつの行動にいまだにときめいているんだよ?



でもくやしいから簾治には教えてあげないんだからねー。




「簾治?今日も遅くなりそうだけど体大丈夫??」



「余裕余裕~。俺は慣れてるからさ。それよりお前は大丈夫かよ。あんま顔色よくねぇみてぇだし。あんま無理すんなよ。つらかったら楽屋で寝てろ?」



簾治気づいてくれてたんだ。



今日は寝不足もあるし、昨夜のこともあるしすごく疲れてるみたいで、ちょっと体がだるいなって思ってたんだ。





でも、簾治に心配かけたくなくて元気に振舞ってたつもりだったんだけど。。





「簾治気づいてたの?ありがとっ。簾治大好き。」





私は何かうれしくて簾治の腕に絡みついた。





「あらしの事だったら俺は何でもわかっちゃうの。だからこれからは無理しないで何でも言えよな?わかったか?」



「うん♪」





簾治ありがとう。そういう簾治のやさしさが大好きだよ?





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