恋 ~REN~
沈黙が続く。。。



「…なんで、」


「えっ?」


「なんで、てめぇーにそんな話する必要があんだよ!別に俺が女遊びしてようが何だろうが関係ないだろうが!! そういうの、うざいんだよ!!!お前何様だよ!!

帰るわ…。突然来て悪かったな。じゃあ。。」




― バタンッ ―





頭が真っ白だった。。。




調子に乗りすぎた。




誰にだって聞かれたくないこと、話したくないことがある。




嫌われた。簾治に嫌われっちゃったよ…。




久しぶりに声を出して泣いていた。



まだ始ってもない恋が終わったんだ…。





きっと簾治はここにはもう来ないだろう。。。




< 33 / 138 >

この作品をシェア

pagetop