恋 ~REN~
何も考えられない。頭の中がとろけそう。


思わず目を閉じた…。




そしてゆっくり唇が離れる。。



簾治がまっすぐな瞳で私を見つめてる。



心臓はありえないくらいの速さで動いてるのに、思考回路は完全に止まっていた。




簾治がゆっくり口を開く。



「俺さ、何でお前といると自分でいられるかわかったわ。。


お前に惚れてるからだ。俺お前が好きだ…。」







今、、何て言ったの?


私の聞き間違え?


ついに頭がおかしくなった?






「…今、何て?」





「俺はお前が好きだ。あらし。」





今度ははっきりと聞こえた。





『お前が好きだ。』



< 66 / 138 >

この作品をシェア

pagetop