恋 ~REN~
「とりあえず今日は、社長とスタッフに挨拶だけして終わりだから。そんな緊張すんなよー。」



「そんな事言われたって緊張するってば。心臓飛び出そう。。」



「みんないい人達だから心配すんなよ。じゃあ行くぞ?」



私は、簾治の後に続きエレベーターに乗った。





― チーン ―





「この6階に俺の事務所があるんだ。」



建物の外見も綺麗だったけど、中もすごく綺麗だな~。


今までのオフィスとは大違い。




「おつかれで~す。社長いる?」



簾治がそう言うと1人の女性の方が振り向いた。







あっ!景子さんだ!!




「あれ~?簾治めずらしいね。事務所に顔出すなんて。

って、あらしちゃん?? あらしちゃんじゃない!どうしたの~??」




景子さんはそう言うと、簾治を無視して私の所に駆け寄ってきた。
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