恋 ~REN~
「そっか。あらし、とりあえず社長から紹介するわっ。
見た目ちょっと怖いけど、すげぇーいい人だから。」



簾治にそう言われてますます緊張してきたよ。



そして、奥にある部屋に進む。



― コンコン ―



「社長?簾治ですけど。」



「おーう。入っていいぞー。」




中の部屋に入ると、簾治の言ってた通りの怖いおじさんがいた。。



こっこわい……。



「簾治、お前たまには事務所に顔出せよな。俺が見るの、半年ぶりくらいじゃないか?」



「そんなたってねぇーよ。先月ぐらいに会ってんだろ。それより、この間話したマネージャーにしたい奴連れてきた。」




簾治がそう言って私を見た。




「あっ。初めまして、みっ水森あらしです。宜しくお願いします。」




緊張しすぎてカミカミになりながら必死で挨拶をした。
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