恋 ~REN~
「社長、まじで俺とあらしの関係認めてくれんの?」



簾治が真剣な顔で社長を見る。



「本当だよ。ただし、条件がある。」




……条件?



「お前たちの事は認める。でも、簾治、お前はRENという芸能人だ。
もし、お前達のことが世間にばれたら大変なことになる。
ファンがいてのお前だってことを忘れるな。

それだけをしっかり気をつけてくれるならば何も言わない。


簾治。しっかりあらしちゃんを守ってやれよ。」




「おう。社長。ありがとな。」



そうだよね。もし、私と簾治が付き合ってることがばれたら…。



そんな事思っても見なかった。。



私すごい人と付き合ってるんだ。。今さらながらそう実感させられた。



もし、このことがばれたら、この事務所のみんなに迷惑がかかるんだ。



RENは今、芸能界の若手№1っていわれてすごく注目されてる。



もしばれれば、仕事だって危なくなるかもしれないんだ。




私、大丈夫なのかな。



簾治のそばにいていいのかな……。



すごく不安だよ。。







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