恋 ~REN~
― チュッ ―
私は簾治の唇に軽くキスをした。
はずかし~。。朝っぱらから街中で。。
誰かに見られてたらどうすんのよー。
「もう終わり?もっと深いキス頂戴よ~。」
簾治が仕事に行く前には私がキスをしてあげる。
これがなぜかお決まりになってしまっているのです。
「何言ってんのよ~。充分です!!
こんなところで、誰かに見られてたらどうするつもりなの?
少しは危機感もってよね。」
ホントに簾治は楽観的すぎて困るよ。
「何か嫌な感じ~今あらし、マネージャーの顔してたよ?俺と2人でいる時は仕事モードやめろって言ったよな~?」
そうだけど…。
「そんなこと言ったってさー。」
「口答えは許しません!お仕置きだな~。」
そう言って簾治は私に深い深いキスをした。
頭が真っ白になる。
簾治のキスはとても心地よくて、私は何も考えられなくなってしまう。
「今のお前の顔すげぇー色っぽいんだけど。誘ってんの?」
/////////恥ずかしい~。