恋 ~REN~
「ちょっと、からかわないでよ。はっ恥ずかしいじゃん。」


私は思わず下を向いた。


「あははは。ほんとあらしはかわいいな~。こんなんで真っ赤になっちゃって。
この先が思いやられるよ。」



簾治のバカ!


簾治と私は、あれから順調に付き合っている。


でも、まだキス止まり。。


そういう雰囲気にならないわけじゃない。


ただ、いざそうなると、私は怖くなってしまって。。。


そう。。私はこの年でまだ処女なのです。。。


簾治はそれを知って、ちゃんと私に心の準備が出来るまで待ってくれるって言ってくれた。




でも、、ただ処女だから怖いわけじゃないんだ。。



簾治には絶対知られたくない過去がある。。。

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