なんだ、君がいた。





「ふ…っ」


なんだか可愛くて笑ってしまう。


また奏太が紙を見せる。


『俺もパンツ見せようか?』


…………。


「いりませんっ!」


叫び声が聞こえたのか、鏡の向こう側で奏太は笑っている。


その笑顔につられて、私も笑った。





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