なんだ、君がいた。





男の子はニコッと笑ってまた何か書き出す。


『何歳なの?』


『13
中学1年生』


『小さいと思った(笑)
俺は17
高校3年生』


うげっ!


大きいと思った!


年離れすぎでしょ!


『私って何に写っているの?』


『鏡』


『私も!』


『ついでに部屋ん中も写ってるよ』


なによ、こっちだって見えてんだからね!


『机の写真、彼女?』


奏太は少し顔を赤くした。


『ばーか
お前こそ下着見えてる』


私は顔を赤くした。


少しの間鏡に布をかけ、その間に掃除をした。





< 4 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop