いじめっ子の甘いKiss







「ごめん…。」








「まーくんのバカ!」








「ごめんって…」








「まーくんなんか知らないもんっ!!」








「ゆかっ!!待てー!」










そんな言葉を無視しその場を走り去る。







「はぁ…」






まーくんと呼ばれたその人はためいきをつく。










思わず私は
「あのっ!!」






その男の子が振り返える。





「ん?」


すごく爽やかな笑顔で向いてくれた。







いまの状況で笑顔だから何度もあるみたい。







< 28 / 31 >

この作品をシェア

pagetop