いじめっ子の甘いKiss
探すんですか?』


するとさっきまで猫かぶっていた笑顔が一瞬にして消えた。


だけどすぐに笑顔が戻ったから気のせいかな?



『子供が男しかいないからじゃないかな?』


とこくって首をふりながら言ってきた。


その姿に皆さん絶賛!!あっあまり言いたくないけど隆哉は700人を越えるファンクラブがある。


言いたくないことを言ってしまった!!


はぁ今日からかぁ…


『1つだけいっておくけどカッコよくても一応兄弟だから変なことを考えないでね?』


こんなことを言いながらまたまたかわいい仕草をする

『言われなくたってそんなこと考えてまさせん!!』


『ンーじぁな』


ホントの自分で手を振ってきた。


なんなんだこいつは…?


こんな悪魔みたいな奴が好きな人はそうとうおかしいよ…


隆哉は人のことをからかっていじめてくるやつです!!と言いたいのをどれだけ我慢してるか…


あぁもう最悪―――――。

というわけでこれからあのくそ隆哉と学校にむかわなければ


「おい行くぞ」


うっわ…
今日から最悪な日々が始まる。


玄関にたどり着くと隆哉が

「ではお母様行ってきますね」


と言った。
でた猫被り!

小声で『お前も言え』と言われたので


「い行ってきます…」






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