あなたに見守られながら・・・

冬へ


あれ以来、うまくいってるあたし達。

時々、木崎くんの家に寄って、晩ごはんまでいただいて帰るようになっていた。そんな時は、木崎くんは必ずあたしを家まで送ってくれるんだ。

「詩音ちゃん、かわいいから・・・心配なんだよ。」
って言って・・・

何度言われても慣れないその言葉に、あたしはいつも顔を真っ赤にさせていた。

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