あなたに見守られながら・・・

あ、木崎くん・・・

裏庭に着くと、木崎くんは先に着いていた。

「ごめんね、遅くなっちゃって・・・」

「会いたかった・・・」

そう言ってあたしを抱きしめた木崎くん。

「や・・・離して・・・今日はちゃんと話がしたいの!」

そう言って木崎くんの腕の中から逃れようとすると、

「ごめん・・・」
と言って、あたしを離してくれた木崎くん。


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