あなたに見守られながら・・・

「///!?」

その時、
「お前!何してんだよ!」
と、走ってきたいっくんが、松本くんの胸ぐらを掴む。

「やめて!いっくん!」

必死でいっくんを止めようとしたあたしは、いっくんが松本くんを殴ろうとする勢いで飛ばされてしまった。

「きゃっ!!」

「大丈夫か?!詩音?!」

「うん・・・大丈夫・・・」

そう言ったあたしの膝からは血が出ている。

「紫藤先輩、大丈夫ですか?島本先輩、あんたのせいだ!」

「う・・・」

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