あなたに見守られながら・・・
「せっかくだから、このまま告ったら?こんなん、勢いが大事なんだよ!勢いが!」
告るって・・・
誰が誰に?
2人の会話についていけないあたしは、首をかしげて2人を見てた。
するといきなり、木崎くんがあたしの前に立って、あたしを見下ろしこう言った・・・
「詩音ちゃん、好きです!俺と付き合って!」
えっ!?えっ!?え~っっ!?
あまりに急のことで、ポカンと口を開けたあたしを見て、木崎くんはにっこり笑って、また言った・・・
「俺、初めて会った時から詩音ちゃんのこと気になってて・・・気付いたらめちゃくちゃ好きになってた。もし、彼氏とかいないなら、俺と付き合ってほしいな・・・って・・・ダメかな?」