あなたに見守られながら・・・

「おーい!お2人さん!俺がいるの忘れてない?な~に2人の世界に浸ってんだよ~!」

あ・・・わ、忘れてた・・・ごめん、高木くん・・・

「あ、悪りぃ悪りぃ!詩音ちゃんがあんまかわいいから、翔ちゃんがいるのすっかり忘れてた(笑)」

か、かわいいって・・・恥ずかしいよ・・・

「おい~、コウちゃん!詩音ちゃんと付き合えたの、誰のおかげ?俺にそんな態度取っていいのかな~?」

横目でジロッと軽く睨んだ高木くん。

「ホントごめんって(笑)」

顔の前で手を合わせて謝る木崎くん。

「あは!」

そんな2人のやり取りが面白くて、思わず声を出して笑ってしまったあたし。

ホント楽しい!うん、大丈夫だ・・・


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