あなたに見守られながら・・・

パワーって何だろ?

そう思って木崎くんを見上げると・・・

木崎くんは、あたしにキスをした・・・


いつもの触れるだけのキスとは違う、長くて甘いキス・・・

「はぁ・・・ふっ・・・ん・・・」

あたしの後頭部には木崎くんの手がしっかりと添えられていて・・・

何度も何度も角度をかえてされるキスに、あたしは体の力が抜けていった・・・

そんなあたしを抱きしめて支えてくれる木崎くん・・・



「はぁ・・・これで俺、しばらく頑張れるよ。詩音ちゃんは?」

まだ力が入らなくて声も出ないあたしは、ただ頷くしか出来なかった・・・

< 67 / 427 >

この作品をシェア

pagetop