あなたに見守られながら・・・

そう言う木崎の声が聞こえて、そっと詩音達の方を見ると・・・
詩音が木崎に抱きしめられていた。

俺はその光景に目が離せなくてそのまま見ていると、今度は
「詩音ちゃん、パワーちょうだい・・・」と言って・・・


木崎は詩音にキスをした・・・
何度も何度も詩音にキスをする木崎。
それを嫌がるどころか、真っ赤な顔で応える詩音・・・

詩音・・・そんな顔で応えるなよ・・・

詩音が木崎を好きになっていることは、もう明らかだった・・・


俺は、ゴミを捨てることも忘れて、その場を後にした・・・



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