あなたに見守られながら・・・

あたしは、いっくんにメールした。

「明日、あたしも一緒に自転車で学校行きたいんだけど、いいかなぁ?」

「おう!全然OK!でもかなり距離あるけど、大丈夫か?詩音、足短いからなぁ・・・ちょっと早めに家出ようか。8時に詩音の家に迎えに行く。」

「早めにって、いいの?」

「いいよ!その代わり、今度アイス奢れ(笑)」

「わかった!あたしのわがままに付き合わせちゃってごめんね・・・ありがとういっくん!おやすみ」

あたしは、いっくんに一緒に自転車で行ってもらうことにした。
そしたら、木崎くんに駅まで送ってもらうこともないでしょ・・・
嫌いになったんじゃない・・・
ただ、木崎くんと一緒にいるのが、今は怖かった・・・

これ以上好きになるのが怖かったんだ・・・



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