あなたに見守られながら・・・
ありがとう、ごめんねと言う詩音・・・
詩音は何も悪くない・・・
女と一緒にプールなんかに行った木崎が悪いんだ。
そのことで詩音がこんなに苦しんでるのに、それに全く気付かない木崎に、俺は心の底から腹がたった・・・
くそっ・・・あんなやつとつき合わせなきゃ良かった・・・
俺と話すうちに、少しずつ笑顔になってきた詩音。
やっぱり詩音は笑ってる顔が似合ってる。
「詩音は笑った顔が1番かわいいんだから」
とつい言ってしまった俺。すぐにごまかしたけど・・・
ダメだ・・・気をつけないと・・・
詩音への気持ちは絶対に知られちゃいけないんだから・・・