あなたに見守られながら・・・

その日の帰り、久しぶりに4人で帰ろうと一緒に下駄箱へ行くと、そこにいたのは木崎。

「あっ、詩音ちゃん!やっと会えた!俺、昨日メールしたんだけど・・・見なかった?今日会いに行くって・・・いつもの所にいなかったから、どうしたんかと思って心配したよ。今日、俺、送るから。」

そう言う木崎に、イチローと自転車で帰ると言う紫藤。
ごめんなさいと言うその顔は、明らかに泣きそうな顔をしていた。

どうしてそうなったのかわからずにいるらしい木崎。

その時、イチローがいきなり紫藤の手を引っ張って、連れて行ってしまった。



何があったんだ・・・?
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