僕はノラ!〜あの人に〜
オバサンはノラが眠りに着いたのを確認して部屋を後にする
向かった先は…先生の部屋だった
担当の先生に軽く一礼して椅子に腰掛ける
オバサンはフーッと深呼吸をし重い口を開いた…
「先生…私は後どれくらい生きられますか?」
先生はオバサンの強い眼差しに圧され…率直に答えた
「落ち着いて聞いて下さい。正直言って…このままだと一ヵ月持ちません…手術して成功する確立は30%。
あまりにも…進攻してるので…その…」
言葉を詰まらす先生にオバサンは…
「諦めた方が…良い…手術をしないで…?」
「そうゆう訳ではないですが…手術のリスクを考えると…どちらが良いとは私には言えれません。
よく考えて…決断してください。」
オバサンは下を向き目を閉じた
何かを確認するように二回頷き…顔を上げる
「先生…手術は受けません…」