イケメンホストに拾われて



「お前一人?」


「はい」

「家は?親とか心配してんじゃねぇの?」



「親なんていない一人暮しだし」

「あ…そっか」

男の人はまずいと思ったのかそれ以上は聞いてこなかった


「とにかくここに居たら風邪引くから店にこい」


店…?

「あなたは誰なんですか?」



「あー…俺?あのClubWhiteって書いてある店で働いているんだ。まぁホストってやつよ」


やっぱりホストだったんだ

「でもあたし未成年だし…」

「んなこと今は関係ない。とりあえず行くぞ」

「ちょっ…!」


男の人は一方的にあたしの腕を掴んで店に連れて行った
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