学校の王子様と恋愛リセット!?
「好きなものたくさんありすぎて、1つに決まりません!とにかくいっぱい好きです!こんなんだれど、ヨロシク!」
セーラはみんなの顔が怖くて見れない、それになにより自分の赤いだろう顔を隠すため深く頭を下げた。
・・・・・・あれ?
静か過ぎる・・・。
顔を上げるとみんな私に背を向けていて、誰とも目が合わない・・・。
みんなチョット肩が震えてるのは気のせい?
さっきの自己紹介よかったのかなぁ?
まぁ普通にスルーしてくれるのがいいんだけど。
安心しながら椅子に座ろうとしたとき・・・
・・・・・・・・ブハッ
「さすがセーラサイコー!!!!!アハハハハハハハ!!!!!!」
ナツが吹き出したとたん、教室中から笑い声が湧き上がった
「えっ?えっ?」
セーラの頭の上にはいくつもの、はてなマークが踊った。
も・もしかしてみんな我慢してたの?
自爆だ・・・自爆した・・・・。
カァーーーーーー・・・
自分で言ったものの、恥かしくなる・・・。
前の2人と目があった。
「「クククククッ・・・・」」
2人は私を見てクツクツと喉で笑っている・・・・。
恥ずかしさが下からあふれ出すかのように、体が熱くなっていく。
手で顔を覆い椅子にすぐ座る。
早く次行ってーーーーーー!!!!!!!!!
この状況からいっこくも早く抜け出したい!
「はいはい、ククッ・・・次!!」
先生まで笑ってる!・・・・・・もういや・・・・。
ナツはまだ笑ってる・・。
チクショー・・・!
もう!しょうがないよ!ジャンルがあるんだったら、1つ決めれるかもしれないけど。
全部の中からなんてムリだよ!そうだ!
私はあってるもん!
セーラは自分の熱い顔を手で扇ぐ。