学校の王子様と恋愛リセット!?
「よし!あとは学級委員だな。これはオレが決めた」
小林先生が決めたの?
いいのかなぁ・・
でもみんなそれぞれの事知らないしね・・。
「コウ!お前やれ!いいか?」
ビシッとコウ君を指差した。
目の前のコウ君は頬杖をついて、外をながめていた。
だけど名前を呼ばれた瞬間ビクッと肩を震わせ、先ほどの発言者の方へ向いた。
こっちからは頭しか見えないけど、たぶん驚いているんだろう・・・。
「えっ?オレですか?」
「そうだ。おまえは頭がいいからな。」
えっ?そんな単純な・・・頭がいいってだけで決めていいの?
「そんな理由でですか・・?すいません。遠慮さしてもらいます。」
やっぱりね。それにめんどくさいし。
先生もこれであきらめるでしょう。
「ダメだ!これは先生命令だ!ということで、拒否権はない!」
えぇーーーーーーーーーー?!?!?!?!?!?!?!?!
先生それ職権乱用ですよ・・・・。
「・・・・・。」
そりゃなるよ。
あきれちゃうよね。
最初から決まってたんなら、聞く意味ないじゃん。
「決まりだな!」
うわっ・・・。ほんとに強制だ・・・。
頭いいのも大変なんだなぁ・・・・