学校の王子様と恋愛リセット!?
はっと、して彼女を見るとオレをボーッと見上げてる。
「ん?どうかしたか?」
『えっ、あっ・なんでもない!』
そのこは慌てた素振りを見せて、オレから目を離した。
「おい。いたぞ。」
「リュウオレを待たせるとは、いい度胸だなぁ・・・。」ピキッ
オレは後方からよく知ってる声が聞こえた。
顔を見なくても分かる・・・。
この殺気と声だけで。
オレが振り向いた先にはローとコウが立っていた。
コウは平然と立っている。
こちらは問題ない・・・。
もう一人のほうが問題なのだ、見るからにご立腹のご様子。
「ヤ・ヤッベー・・・。ゴメン。そろそろ行くわ!またな。」
オレは彼女に声をかけ、急いで二人の下へ駆け寄った。
「探したんだぞ。手間を掛けさせるな。」
と、コウ。
「わりぃ。わりぃ。」
オレは2人に誤った。
ゴンッ!!!!
「いってーーーーー!!!!!」
オレの大事な頭に激痛が走った。