学校の王子様と恋愛リセット!?
その後オレ達は体育館で話を聞いた。
ふわぁ~ネム・・・ヤバイかも・・・。
リュウは現在、睡魔と格闘中・・・。
瞼が重くのしかかる。
誰か分からないがスピーカーから出る音が、子守唄のようにいいテンポで耳に入る。
チョット・・・・チョットだけ目を閉じるだけ・・。
す・・すぐ・・お・きるか・・・・Zzz・・・。
リュウはそのまま夢の世界へと引き込まれた・・・
「お・・・リュウ・・・きろ。」
薄っすらと声が聞こえる。
誰・・・だ・・・?
眠いんだよ・・・ほっといて・・・。
「オイ・・リュ・・おき」
だんだんと声がはっきりしてくる。
コウ?
「おい!リュウ起きろ。」
「ふわぁ~・・・ん?」
「ん?じゃないだろ!周りを見ろ。」
オレはまだ機能してない頭で周りを見回した。
もう入学式も終わってみんなクラスへ戻っていた。
「いつのまに!」
「だから言っただろ。ほら行くぞ。」
「オイ!待てよ!」
オレはコウの後を着いていく。
みんなで並んで廊下を歩く。
教室に到着し自分の席へ座る。