学校の王子様と恋愛リセット!?
ん?顔が少し赤いけど寒いのかな。
彼は指で顔をかいている。
それより!
第一印象はカッコイイというか、カワイイというか・・・・まぁカッコカワイイが、ピッタリかな。
顔は整っていて目は二重、鼻はとおっていて世に言うイケメン。髪はクリーム色で、チョットパーマかかってるかな。
猫っ毛かかってるのかな・・・・柔らかそうかそうだ・・・。
「ん?どうかしたか?」
私の視線に気が付いたらしい。
『えっ、あっ・なんでもない!』
見とれてしまった・・・・・・。
あっ・お礼言ってない!
『あっ、あの!「おい。いたぞ。」・・・・・・?』
「リョウオレを待たせるとは、いい度胸だなぁ・・・・・・。」
ビキッ
今すごい音が・・・。
遠い所から2人の声が聞こえがした。
「ヤ・ヤッベー・・・。ゴメン。そろそろ行くわ!またな。」
彼は風のように、2人の所へ走っていった。
その2人の特徴は遠いから見えにくいけど、不良っぽい人ともう1人は黒いめがねをかけてる。
あっ・・・・・・・今彼が、一人の男の子に頭を叩かれた。
痛そー・・・・・・・・・。
お礼言いそびれちゃった・・・・。
名前だけでも聞いておけばよかった。
同じ制服だからまた会えるかなぁ・・・。
あっ、時間ヤバイかも、早めに歩こ。
セーラは学校へと足を進めた。
そういえば、さっき絡まれたとこと景色が違う。
たぶん私が目を瞑った時、喧嘩しちゃったのかなぁ。
もしかして私に目を隠せって言ったのは、彼ら(ナンパしてきた人たち)がダウンしているとこを見せないようにしてくれたのかなぁ。
やさしかったな。
またあったらこんどこそお礼言わなくちゃっ!
「セーラ!!!!」
突然左の道から声が聞こえた。