学校の王子様と恋愛リセット!?



「何って?」


「ほとんどあの時間になると寝てるじゃないか。それにお前がまともに授業を受けるはずがないが無い。」


酷い言われようだな・・。


「コウお前は俺の事いつもどう思ってる?」


「そんなのバカで後先考えない上、計画「ストップ!!それ以上言うな!」・・・・。」


この先、オレが聞いたら心がズタズタに折れるような気がする・・・。


「で、話に戻るが朝からずっと上の空じゃないか。何があった?」


何も無かったかのように話すお前が怖いよ。


「ああ、ちょっと考え事。」


「えっ、・・・お前が考え事?ありえない・・・明日は空から飴でも降って来るな。」


コウは目を丸くして驚いている。


「ひでぇーな!オレだって考え事ぐらいあるっつーの!てか、飴ってなんだ!?例え可愛すぎんだろ。」


「で、考え事って何だ?」


オレのツッコミを思いっきりスルーしやがった・・・・。


でもなんて言えばいいんだ?


オレの勘違いかもしれないし、そうとは決まってない。


セーラの事あまり言いふらさない方がいいのか?


「えっと・・・あの・・・。」


コウはオレの目をジッと見て、答えを待っている。


「ら、来週から始まる部活の事だ。どうだろーなーって・・・ハハ・・・。」


あいつはギラついた疑いの目をオレに向ける。


----------------------ダンッ!!!!!!!!!!!!


すると突然もの凄い音が教室の入り口付近から聞こえた。


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