推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】


━━Ⅲ━━


「はぁっ!?」



先ほどまでの全員の推理を全否定する言葉に、広間にいる全員が揃って口をあんぐりとさせた。


「え、あ……こ、この童話自体になんの意味もないってのか?」


さすがの宗も、これには面食らったらしい。


珍しく言葉がつっかえた。


「うん。散歩に行って本見て帰りにドラゴンにとか、そんなのぜ~んぶ関係ないよ」

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