推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
━━Ⅲ━━
「今さらなんだぁ?さっき解いてたお遊びの問題じゃないか」
すっかり不機嫌な宗が、腕組みをほどきながら喚いた。
「まあまあ。いいからこれを解いてみてよ」
「…………」
広げ直されたのは、迷宮問題のAとBのメモ紙。
皆一様に、今さらなぜこんなものをという表情を浮かべている。
「お遊びってバカにするなら解けるよね?」
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