推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
「あとは問題のAなんだけど――」
「もしかして……1?」
おそるおそる答えたのは、真紀子だった。
「お?なんでなんで?」
「……すっごく単純に考えたの。『5+2=0』ってことは、『7=0』。『3+6=1』ってことは、『9=1』。『10+8=2』ってことは、『18=2』。これ、数字の穴の数なんじゃないかなって」
「うんうん」
「だから『5+5』は『10』。穴の数が1つってこと。でしょう?匠」
「ピンポーン!」