推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
「なんか、物で釣られてるような……」
「気のせいよ、気のせい」
「ア・ヤ・シ・イ……」
「ふふっ。この迷宮を抜けられたら、次の問題もきっと解けるよ」
「お!そうなの?楽しみだなあ」
「お姉さんはね、将来はクイズ作家になりたくって。難しくて面白い問題、いろいろ作ってあるのよね……」
「なれるよ、絶対。ボクが保証する!」
「……ありがとう。匠くんのお墨付きもらっちゃったら、本当になれそうな気がするな――」