推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】


━━Ⅱ━━


元々白めの肌が、ひと際青ざめて見える。


血の気が失せた紙のような顔からは、怯えの表情が読み取れた。


「お姉ちゃんは、この人と一回しか話してないんだよ。だから名前は知らないけど、年だけは聞いてた。『後輩かぁ』って言ってたしね」



「ア……アタシ……」



「お、おいおい。マジか……美女その2が……」


「もう素直に認めたら?自分が殺しましたって」

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