推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】


「なあ坊主。お前、推理小説家に向いてるかもな。なんならアイデア面でだけ、俺と組まないか?1アイデアにつき100円やるぞ」


「ちょっ……せ、先生!」



――バカなこと言ってる。



「組まないよ。ボクには大事な夢があるんだもん」



同じ台詞を、どこかで言った気がする。


匠はいつ誰にだったかを振り返ったが、思い当たらない。



「大事な夢?なんだ?」

< 241 / 258 >

この作品をシェア

pagetop