推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
「まっ、それにな」
宗は、右足から姫子へと目線を移動させる。
「こんな若い女が抱きついてくれるんだから、運が悪いわけないわな。なんなら今から階段から転げ落ちようか。はっはっ」
大口を開けて階段をおりていく宗に、
――やっぱただの変態おやじか!!
毒づきながら、匠はすっかり忘れていたトイレへと急いだのだった――。
。● What is this mysterious taste?