推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
5 Latte:絶叫
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午後6時に1階の大食堂で「謎解きの集い」が始まった頃から雨が降り始め、徐々に強まってきた。
窓にバチバチと打ちつける雨粒を紛らわすように、部屋に置かれた小さなテレビをつけつつ、姫子と食事をとる。
そして再び例の問題Bに取り組み、気づけば午後10時。
企画を終えた真紀子が、ようやく客室へと戻ってきた。
「まだやってるの?匠」
「悪かったね、まだやってて」