推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】
7 Latte:命懸けのメッセージ
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「どういう、こと……?」
匠がたずねると、秋が代わりに説明してくれた。
「最初に見たときに気づくべきだった。うつ伏せに倒れていた彼女は、両手を握りしめていたんだ。そして、その片方の手の中に、メモ紙があった」
「お姉ちゃんが……これを握ってたの……?」
「うん。これは、彼女が残したダイイング・メッセージだと思う」
秋の声が広間に響き渡った。