推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】のレビュー一覧
5.0
すみません、拝見させて頂いて感じたのは、（見事な作品）と云う感想です。 推理の内容や、後に残る布石のタイミング、後味を感じさせる余韻や、新しい発想の読者側への挑戦状（私は一週間近く悩んだ挙句、このままではいつまでたっても先に進めないと諦めて読ませて頂きましたが）など、とても上手く描かれていて正直驚きました！ 特に個人的には、目線や雰囲気の表し方が好きです。第三者とも云える様なアングルからはまた違う様な。また、緊迫した雰囲気に緩急をつける様な個人の設定や物理的雑音など。世界にのめり込む様な感覚がとても魅力的です。 そして、この手の小説が私の中で（今までと違う衝撃）と云う形で好きになったのも事実です。これからも、他の作品等に期待しています。是非、頑張って下さい。陰ながら応援と共に期待しています。
読者参加型は、新しい試みだなと思いました！ 文章も分かりやすく、どんどんと物語に引き込まれていきました。 問題もそれなりに難しく…… 解けたときや答えが分かったとき、嬉しくなりました。 面白かったです(*´∇｀*) 素敵な小説をありがとうございました。
はっきり言って、とても面白い企画でした。 著者の出した謎をリアルタイムで解いてゆく推理モノの形だったのですが。 まず。 文庫なら終わりのページ数で、ある程度読める答えがまるで判らない。 そして、毎回出てくる情報を、料理する楽しみのある。 まさに、ケイタイ小説のためのミステリーです。 しかも、文章がしっかりしているために、終わった後でも、普通のミステリー（以上に）楽しめる、おいしいエンターテイメント小説です。 皆様是非、お立ち寄りくださいね(^_-)☆
謎解きの集い────… ミステリー作家､田中秋の洋館に招かれた客人は皆､ 謎解きをするために集まった人々｡ しかし､その誰もが本物の殺人事件に巻き込まれ､ リアリティがとめどなく溢れる謎解きをすることに! 匠が慕っていたお姉ちゃんから託された 迷宮問題-ラビリンス･クエスチョン- 果たして匠は迷宮を抜けることができるのか!? そして小学生の匠が感じたラテ･マキアートの味は如何様か───？ 新感覚!読者参加型ミステリー小説+ﾟ 推理はラテを飲みながら あなたも､是非
ミステリー探偵の主人公はなんと小学生の男の子!! まずはここから惹きつけられます。 小学生だからこその柔軟な発想で読み解かれるミステリー。 私にも出来るか!?と思ったらあえなく撃沈。 私の頭、かたかった(ﾟДﾟ) だけれど、面白さは持続されたままのこの作品。続きが気になり一気読み間違いなしです!! ミステリー初めての方、本格ミステリーを読んで推理力自信ありの方。 どちらの方にもオススメ出来る作品です!! ぜひ御覧下さい(*^_^*)
読者参加型という新しいスタイルに挑戦 出される謎解きに挑戦するもよし ただ単純にストーリーを追いかけるもよし あなただけの楽しみ方を ラテを飲みながら
謎解き大好きな小学生の桜庭 匠は、ある日、“謎解きのつどい”と称されたイベントに参加するため、母親に連れられて推理作家 田中 秋の館やってきた。 でも、イベントの最中、突然、本物の殺人事件が起こってしまい…。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 高校生探偵 桜庭 匠、最初の事件です。 読者参加型の小説とあってかなり楽しめます！！ ダイイングメッセージの答えは？ 証拠は？ そして犯人は…… 全てが繋がった瞬間、苦くてやるせなくて、でもなんとも言えない快感を味わえること間違いなし。 「迷宮の出口を塞いでた真犯人は、オマエだ！！」 匠くんになりきって、ぜひぜひ謎解きに挑戦してみてくださーい！！ 本当にオススメです★★
物語を楽しむだけでなく、読者が謎解きに挑戦できるという、新感覚の本格推理小説。 あなたには謎が解ける―――？ 己の推理力を、一度試してみては？ 考えれば考える程迷宮へと入り込んでしまう悲しき事件を… ラテと共に。
単なる推理小説ではなく、読者参加型、という楽しみがプラスされたこの作品。 作者からの挑戦状に正解したくて、何度読み返したかわかりません。 しかし、考えれば考えるほど迷宮に入り込んでしまう… そんな謎をあっさりと答えに導く主人公、桜庭匠はまだ小学生。 事件現場を見ることなく推理を展開させる、小さな安楽椅子探偵の活躍、あなたも是非ご覧になってみて下さい。 傍らには、ラテをお忘れなく。
最初は、クイズを解くような気軽な気持ちで読み始めてください。 次第に、本格的な推理を開始している自分に気づくはずです。 ラスト、謎は見事に解決されていますよ。 読み始めたら、 もうあなたは捜査員の一員！！ それはまるで 推理＋ラテの香り。 ラテの香りに誘われて。