未来へ
そんな私にも好きな人がいた。
同じクラスの藤堂修哉君。
桜井浩人のようなイケメンではないが、1年でありながらサッカー部でレギュラーの座につくスポーツ少年で、普段は無口であまり話すことはないが、ふとした笑顔はクールな彼のイメージとは違って少年らしさを残したさわやかなものだったため、私はその笑顔をみるたびにドキドキしていた。
同じクラスになってからすでに3ヶ月がたつが、ほとんど話す機会はなく、ただ彼の方を眺めてはため息をつく毎日が続いている。
話しかける勇気もなく、たまにしか見せない彼の笑顔を見るだけで十分だった。
同じクラスの藤堂修哉君。
桜井浩人のようなイケメンではないが、1年でありながらサッカー部でレギュラーの座につくスポーツ少年で、普段は無口であまり話すことはないが、ふとした笑顔はクールな彼のイメージとは違って少年らしさを残したさわやかなものだったため、私はその笑顔をみるたびにドキドキしていた。
同じクラスになってからすでに3ヶ月がたつが、ほとんど話す機会はなく、ただ彼の方を眺めてはため息をつく毎日が続いている。
話しかける勇気もなく、たまにしか見せない彼の笑顔を見るだけで十分だった。