未来へ
桜井先輩は女子生徒のスカート中に手を這わせ、近くの机に押し倒すと、激しくキスをしながら自分のズボンをおろし、一気に貫いた。

目が離せずに一部始終を見ていたが、ほとんど愛撫もせず、ただ欲望を吐き出しただけに見えた。

先輩の腰の動きに合わせて女子生徒の甘い声が静かな教室に響いている。

なんだか、イヤなものを見てしまった気がして目をそらそうとしたとき、先輩と目が合った。

そして、また、ニヤリと笑った。まるで、最初から私が見ていたのを知っていたかのように。

そして、女子生徒の方に向き直りさらに激しくつらぬいた。

「ああっ・・・・・!」

今までよりも甘く大きな声をあげて女子生徒は動かなくなった。

私は、くるりと後ろを向くと自分の教室に走って戻った。
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