未来へ
そこまでの記憶はあったんだけど、気がつくと見たことのない部屋のベッドに私は寝ていた。

隣には修哉。

「あ、目さめた?」

「うん。ここ・・・・どこ?」

「うーん、ラブホ。柚菜、途中で具合が悪くなっちゃって仕方ないから近くのラブホに入ったんだよね。」

困ったような顔で説明する修哉。

そういえば、そんな気もする。

毛布の下はちゃんと服をきていた。
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