ビューティーboys☆
“じゃあさ、神崎麗のことは?”
“麗くんはねー、結構ガード堅いから裏話はあんまないよ?”
“眼が青いことは知ってる?”
“何それ!?”
知らなかったのか。
亜美が手に入れていない情報をもっていたことに、心は多少の優越感を感じた。
“昨日、たまたまカラコンが外れたんだよね”
“へぇー”
“これは記事にしちゃダメだよ!?本人嫌がってるみたいだし”
ここで授業が終わった。
亜美からの返事は来なかったが、ちゃんと分かっているだろう。
亜美は人が嫌がる記事は書かない。
だが、この紙切れ1枚が後に麗自身を変えることになろうとは…
この時は誰も知らなかった
“麗くんはねー、結構ガード堅いから裏話はあんまないよ?”
“眼が青いことは知ってる?”
“何それ!?”
知らなかったのか。
亜美が手に入れていない情報をもっていたことに、心は多少の優越感を感じた。
“昨日、たまたまカラコンが外れたんだよね”
“へぇー”
“これは記事にしちゃダメだよ!?本人嫌がってるみたいだし”
ここで授業が終わった。
亜美からの返事は来なかったが、ちゃんと分かっているだろう。
亜美は人が嫌がる記事は書かない。
だが、この紙切れ1枚が後に麗自身を変えることになろうとは…
この時は誰も知らなかった