ビューティーboys☆
「でもさ、マジで彼方ってすごいよね」
麗が遠くを見る目で言った。
「俺らのトップだぜ!?当たり前だろ」
「たかだか一年の付き合いなのにね」
「案外短いな」
二人は顔を見合わせると、うっすら笑みを浮かべた。
搭上くんって本当にすごい人だ
仲間からの絶対的な信頼
そして、命をも惜しまない友への友情
同じ状況に置かれたとき、果たして自分は身替わりになれるのだろうか?
心が考え込んでいる間に二人の談笑は更にヒートアップしていた。
「よし!!」
麗は長い足で立ち上がると、自分の瞼に右手を当てた。
そして左手の指で、茶色いそれをとるともう片方も同様に外した。
二つともテッシュに丸め込むと、十メートル先にあるくず籠へ狙いを定めた。
野球のピッチャーみたく片足を上げ、左腕を大きく振り切った。
ストレートに放たれたテッシュは、音を立てて中へ入った。
「Excellent」
自ら褒めた麗に、二人は笑った。
そして三人はくず籠を背に、彼方の病室へと戻って行った。
麗が遠くを見る目で言った。
「俺らのトップだぜ!?当たり前だろ」
「たかだか一年の付き合いなのにね」
「案外短いな」
二人は顔を見合わせると、うっすら笑みを浮かべた。
搭上くんって本当にすごい人だ
仲間からの絶対的な信頼
そして、命をも惜しまない友への友情
同じ状況に置かれたとき、果たして自分は身替わりになれるのだろうか?
心が考え込んでいる間に二人の談笑は更にヒートアップしていた。
「よし!!」
麗は長い足で立ち上がると、自分の瞼に右手を当てた。
そして左手の指で、茶色いそれをとるともう片方も同様に外した。
二つともテッシュに丸め込むと、十メートル先にあるくず籠へ狙いを定めた。
野球のピッチャーみたく片足を上げ、左腕を大きく振り切った。
ストレートに放たれたテッシュは、音を立てて中へ入った。
「Excellent」
自ら褒めた麗に、二人は笑った。
そして三人はくず籠を背に、彼方の病室へと戻って行った。