ビューティーboys☆
第二部が始まり、心の出番が後二番となった頃、心は本番の準備をし始めた。
そこへ、実がやってきて心に話しかけた。
「もうすぐだな。頑張れよ」
本心なのか、皮肉なのかは分からないが、表情は己の勝利を確信しているようだ。
心は例の手紙のことを思い出した。
胸の内ポケットから取り出し、実の前に突きつけた。
「これ、なんであんたが持ってたの?」
「あぁ、それか」
さして驚く様子もなく、実は鼻で笑った。
「もうすぐ分かるさ。・・・俺が勝気な理由もな」
「えっ?」
「なんせ、俺にはあの御方がついてる」
意味深な言葉を残し、実は去っていった。
そこへ、実がやってきて心に話しかけた。
「もうすぐだな。頑張れよ」
本心なのか、皮肉なのかは分からないが、表情は己の勝利を確信しているようだ。
心は例の手紙のことを思い出した。
胸の内ポケットから取り出し、実の前に突きつけた。
「これ、なんであんたが持ってたの?」
「あぁ、それか」
さして驚く様子もなく、実は鼻で笑った。
「もうすぐ分かるさ。・・・俺が勝気な理由もな」
「えっ?」
「なんせ、俺にはあの御方がついてる」
意味深な言葉を残し、実は去っていった。